by srp - 1月 17th, 2011.
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1月半ばから、中学・高校・大学等それぞれの受験がスタートし
森下校内でも「明日、受験だよ」などという、生徒同士の会話が
聞こえるようになってきました。
ここで試験というものに対し、心がけておいてほしいことがあります。
「試験は、会場で自分で持っているものを全て使い
自分の実力を見せてくる場所だ」ということです。
試験直前になると不安から、新しい参考書が気になったり
新しい公式を覚えようとしたりということが多く見られますが
これは、それまで刀を使っていた武士が、合戦の直前になり
初めて持つ斧を振り回してみるようなものです。
最後にするべきなのは、刀の手入れをする、試験に置き換えると
自分の持っている知識や考え方を見直し、そしてそれらを
当日、しっかりと使える状況に保つことです。
試験中に、ちょっとくらい思い出せないことがあっても大丈夫です。
今までの積み重ねてきたことや、先生の言葉や、時には問題文の中にも
解らないことを考えるためのヒントはそこらじゅうにあります。
そして受験生の皆さんは、「最後の1分・1秒まで使って」志望校の先生に
「これでもかっ!」と、実力を見せつけてきてほしいと思います。
(伊丹)